美しい楽譜をもっとクールに”魅せる”には?
YOUNG GUITAR x Finale 動画メイキング編
トップ・ギタリストからアマチュアのギターファンまで、長年多くの読者に愛される雑誌「ヤング・ギター」。ヤング・ギターに掲載される楽譜もFinaleで制作されています。
そのヤング・ギター編集部に、クラブフィナーレが突撃インタビュー!さらに、副編集長・坂東氏のオリジナル・ヘヴィメタル曲とFinaleが動画でコラボレーション!本記事では、そのメイキングを一部ご紹介します。
【目次】
1. 音源メイキング:編集部インタビューおまけ編
2. 映像メイキング:動画エフェクト活用術
ヘヴィでパワフルなサウンドメイク、使用機材は意外とシンプル
YOUNG GUITARインタビュー・スピンオフ

はい、そうです。
ドラムとベースは打ち込みです。ドラム音源付属のリズムパターンのライブラリをフル活用しています。
ギターは自分で弾いて録音をしています。DAWに録音するためのオーディオインターフェースは、PreSonusのエントリーモデルを使用しています。ギターの音作りの要となるアンプ・シミュレーターもプラグインです。

そこに夢を持たれると困ってしまいますね(笑)
でも、採譜ライターさんはちゃんと弾かれる方が多いですよ。人間の手の動きの限界や、「この人はスキッピングじゃなくてスウィープで弾くよね」といったアーティストごとの癖などは、プレイヤーでないと分からないことですから。僕自身は、ヤング・ギターに掲載された譜面は積極的に弾くようにしています。
ちなみに僕は、入社当時は楽譜が読めなかったんです。当たり前のように「これ校正しといて」と指示されるので、嫌でも読めるようになりました。
エフェクトでよりクールな動画演出を
Finaleをムービーに!楽譜と音を一緒にシェア
今回のヤング・ギター副編集長とのコラボ動画は、Adobe Premiere Proを用いて制作しています。
基本的な楽譜のスクロール動画に加えて、行った処理は以下の通り。ヘヴィでダークな雰囲気を演出するため、レトロ系の素材を多用しました。
- ヤング・ギター/Finaleのロゴを配置
- フィルム風の素材で楽譜を囲む
- 画面の切り替わりにVHS風のトランジションを挿入
- 炎を画面の上から燃やす
- 炎を画面の下から楽譜上にオーバーレイ、メラメラとした色味を演出

有償のソフトを使うと様々な加工が可能ですが、無償のソフトでも、例えば演奏動画との組み合わせやカラー補正などの工夫で様々な演出が可能です。自分の楽譜を動画化&ちょっとした一手間を加え、楽譜と音を一緒にシェアしましょう!
関連記事
関連記事リンク集