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Finaleユーザーの集い2019

Finaleユーザーの集い2019

《Finaleユーザーの集い2019》開催報告

Finaleファミリー製品ユーザー様へ日頃の感謝をこめて、2019年3月16日土曜日、東京赤坂のOAGホールにて「Finaleユーザーの集い2019」を開催いたしました。MakeMusic社からの動画メッセージ、東京音楽大学講師の近藤隆史氏によるセミナー、作編曲家の多田彰文氏・松尾早人氏・伊藤絵里歌氏を招いたトークショー、関連書籍&ソフトウェアや教室のブース出展、プレゼント抽選会など多彩な内容で、約140名のユーザー様にご参加いただきました。

『フィナーレを使い倒す! Finale Tips 集』PDF版をダウンロードするなお、本セミナー開催にあたり、17ページにわたる資料『フィナーレを使い倒す! Finale Tips 集』を今回のために新たに制作し、当日のご来場者様全員に配布いたしました。こちらはPDF版を右のボタンから、どなたでも無料でダウンロードできます。

オープニング・トーク

弊社代表の開会挨拶の後、Finaleの開発元MakeMusic社がこの日だけのために特別に制作した動画メッセージを上映、普段は触れることのできないFinale開発陣の素顔をご紹介しました。

続けて、弊社スタッフが2019年3月22日にダウンロード版が先行発売となったFinale version 26について、その新機能をプレビューしました。

セミナー

オープニング・トークに続けてセミナーを開催。講師には、東京音楽大学にて教鞭をとり、『Finale実用全ガイド』の執筆にも関わってきたFinaleスペシャリストの近藤隆史氏をお招きしました。

セミナーでは、Finale version 26新機能の詳細を実際の製品を使用してデモしていただくと共に、Finaleをより素早く快適に操るための基礎からプロ向けまでの様々な便利技を選りすぐってご紹介いただきました。

※セミナーのレジュメは本ページトップのボタンからダウンロードできます。

【近藤隆史】
文教大学情報学部、東京音楽大学音楽教育専攻、講師。東京音楽大学でトロンボーンを学び、室内楽やミュージカル、ダンス・バンド、ジャズ、ロックの演奏活動と並行して、多数の音楽ソフトウェアやハードウェアの企画・開発・サポートといった音楽制作関連の業務に携わる。著書に『Studio One 3ガイドブック』、『Band-in-a-Box入門ガイド』、『Finale version 26実用全ガイド』(協力)などがある。

ゲスト・トーク

今回、二人の作編曲家を招いたゲスト・トークのナビゲーターとして、同じく作編曲家でFinaleの使い手でもある多田彰文氏をお招きしました。

トークの中では、各ゲストの話を総括していただくと共に、ご自身でも長年Finaleを現場で使い続けられているご経験から、各ツール・ボックスのアイコンを一列に長細く配置して作業画面をなるべく広く確保することなど、Finaleでの作業効率を少しでも高めるためにプロが用いている細かやな工夫ついても語っていただきました。

また、氏の最新作である『Re:Union』の舞台音楽制作についてもご紹介いただきました。

【多田彰文(ただあきふみ)】
作・編曲を手使海ユトロ氏、指揮法を大澤健一氏に師事。茅原実里・中川翔子など歌手・アーティストのサウンドプロデュース・編曲、「魔法つかいプリキュア!」などプリキュアシリーズ、劇場版「ポケットモンスター」「クレヨンしんちゃん」、ゲーム「ガンパレードマーチ」など「爆・ボンバーマン64」、Z会CM「クロスロード」を手がける。作曲のみならず様々な楽器の演奏・指揮者・司会者までもこなす。
【多田彰文氏の公式サイト】

ゲスト・トーク1:アニメ/ゲーム/映画の音楽とFinale

一人目のゲストとして、人気の漫画作品を原作とした『ヘルシング』OVAの音楽制作を担当された松尾早人氏がご登壇。

Finaleを駆使し、これまでアニメやゲーム、映画など多岐にわたる分野で数々の作品を制作してきた中でのエピソードをご紹介いただきました。

海外にてオーケストラ収録された大迫力の音源を再生しながら、譜めくりを回数を減らしてスムーズにするため詰め気味にレイアウトし、また譜めくり音が録音されないように音量のが小さくなる場所ではめくらないように割り付けを配慮するといった、出版用の譜面とは異なるレコーディング現場用の譜面づくりの工夫などについてお話しいただきました。

また、Finaleを使い始められた頃を振り返り、その豊富な機能について基礎から一つずつマニュアル類を読むのではなく、実践で必要となったことをその都度調べることを重ねて理解を深めていったという、操作方法についての学びのご経験についても語っていただきました。

【松尾早人(まつおはやと)】
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。野田暉行氏・南弘明氏に師事。シンセサイザーのみならず、オーケストラの作曲に比類なき才能を発揮し、「ジョジョの奇妙な冒険」や「キャプテン翼」などを手がけるアニメ・映画・ゲームの作曲家として活躍。クラシック・映画音楽のみならずプログレッシブ・ロックやフュージョンにも傾倒し、小学3年生のときEL&Pの『タルカス』を3か月かけてコピーしたという逸話を持つ。
【松尾早人氏の公式サイト】

ゲスト・トーク2:Finaleの作曲&オーケストレーションへの活用

二人目のゲストとして、新進気鋭の作曲家/オーケストレーター、伊藤絵里歌氏がご登壇。

米国におけるオーケストレーターという職業についてのご紹介から始まり、柔軟性が求められるミュージカル等の演奏現場では初見で弾けるための読みやすく指示が明確な譜面が必要なこと、これに対して完璧が求められる映画音楽などレコーディング現場では指揮者やエンジニアが見やすいように小節番号や拍子記号を大きく書くなどの工夫がなされることといった、それぞれの現場における譜面制作の違いについて語っていただきました。

トーク後半では作曲ツールとしてFinaleを使うメリットについても話が及び、Finaleを使えば縦横のラインがよく見え、特に大編成の時は洗練したアレンジができるため、じっくりと曲を書きたい時はレコーディングの予定がなくてもDAWでなくFinaleで譜面を書きながら作曲すること、Finaleのプレイバックで良く聞こえるくらいしっかり作り込めばDAWに移植した時や生演奏で録音した時に素晴らしい曲になるといった、ご自身の制作フローにおけるFinaleの役割についても語っていただきました。

【伊藤絵里歌(いとうえりか)】
13歳から独学で作曲を始める。バークリー音楽大学卒業後にニューヨークでミュージカルのオーケストレーター、ピアニスト、音楽監督として活動を開始。その後アムステルダム音楽院で映画音楽作曲の修士号を取得。欧州、欧米、アジア、アフリカのCM、映画、テレビの音楽を作編曲する。現在はスーパートリック•ゲームズ株式会社に所属し、”LET IT DIE”、”シルバー事件”などのゲーム音楽やサウンドデザインを担当している。
【伊藤絵里歌氏の公式サイト】

ブース出展

Finaleファミリー製品の関連書籍や音源、閲覧用端末の販売社様、またFinaleを学ぶことができる音楽教室様にブース出展していただき、Finaleに関する国内の様々な企業様が一堂に集まる貴重な機会となりました。

 

抽選会&懇親会

ゲスト・トーク終了後、ブース出展いただいた各社様および弊社からのプレゼント抽選会を行いました。

また、イベント終了後、ホールのロビーにて懇親会を行いました。懇親会では無料の軽食をご用意し、ユーザー様同士でカジュアルに交流いただける場をご提供いたしました。また、会場には大型プロジェクターを設置し、Finale version 26を間近にご覧いただきました。

 


今後も機会をとらえてこのようなイベントを開催させていただきたいと思いますので、次回もぜひご来場ください。ありがとうございました。

 

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