今回インタビューにご登場いただいたのは、MakeMusicでセールス・ディレクターを務められているロジャー・ウィリアムズ(Roger Williams)さんです。
2014年5月17日に行なわれた『Finaleユーザーの集い 2014』では、このイベントのために来日いただき、25周年を迎えたFinaleのヒストリーや開発秘話などをご披露くださいました。そんなロジャーさんが、いつからFinaleに携わるようになって、そしてどのような想いでFinaleの仕事をされているのかを伺いました。
私はセールス・ディレクターとして約35のディーラーを担当しており、エムアイセブンジャパンもその一つです。特殊なケースの出荷対応や在庫管理の他、定期的に製品情報を提供するなどディーラーとコミュニケーションを図るのが私の主な仕事です。またマーケティングとセールス・チームの連携を取り、効果的に仕事が進められているかチェックする事も重要な仕事の一つです。各国のディーラーに市場傾向をヒヤリングし、それに適した製品展開やプロモーションを実施する事でユーザーの方に喜んでいただけるよう調整も行っています。
私は1992年にMakeMusicに入社しました。以前は音楽講師をしていたのですが、その後販売店経由でコンピューターを販売する仕事に転職したのです。MakeMusicでは、その両方の経験が活かされています。入社してから22年経ちましたが、非常にやり甲斐があり、また楽しんで仕事をしています。
最も楽しいと感じるのは、ディーラーの皆さんやそのお客様と話しをする時間、そしてお客様にとって魅力的なプログラムをマーケティングチームの皆と開発している時です。
これまでの我が社の歩みを考えると、Finaleの将来は引き続き明るいと考えます。過去22年を振り返ると、我々は常に、世界中の音楽家にとって、楽譜作成ツールを提供する世界的リーダーでした。技術的な作業環境が、モバイルデバイスを含む様々なスタイルに拡張された今、MakeMusic製品は制作/コラボレーションの活動に更なる自由度を提供するツールとして今後も進化し続けるでしょう。
プライベートでは、教会でコーラスとオーケストラの指導を行っています。小さな子供から大人まで、一緒に活動するのはとても楽しいですし、やり甲斐もあります。
日本はアメリカに次いでFinaleのユーザーが多い国です。今後も皆さんのご意見、音楽活動における将来の展望をエムアイセブンジャパンを通じて我々にお聞かせください。それら貴重なお声に少しでもお応えできれば幸いです。
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