現在編集していない五線を隠すことによって画面描画の負担が軽減されるので、オーケストラスコアなど五線の本数が多い楽譜を作成している場合には、作業を大幅に高速化することが可能です。どの五線を表示してどの五線を隠すか、という表示上の組み合わせについては、“譜表セット”として8つまで作成することが可能です。この機能はスクロール表示かスタジオ表示のときに有効です(譜表セットは、その譜表セットを作成した表示画面でのみ使用できます)。
譜表セットを作成するには〔五線〕ツールをクリックして、隠したくない五線を選択します。多数の五線の中で特定の1、2本の五線だけを隠したい場合は、〔編集〕メニューから〔すべてを選択〕を選択してすべてのハンドルを選択し、選択された五線からShift+クリックして目的の五線を選択から外します。
次にCtrlキーを押しながら〔表示〕メニューから〔譜表セット設定〕を選択し、サブメニューからは譜表セット(1から8)のうちの1つを選択すると譜表セットを定義できます。新たに定義した譜表セットを表示させるためには、同じサブメニューからその譜表セットを選択します。〔すべての五線〕を選択することによってすべての譜表が復元されます。
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