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MIDIギターを使用してタブ譜を入力するには

MIDIギターで音符を入力する場合は、MIDIギター本体とギターMIDIインターフェースの2つの機器が必要になります。ギターMIDIインターフェースは、ギターで弾かれた音をMIDI信号に変換してコンピュータへ送信します。ギターMIDIインターフェースとコンピュータとの接続方法に関しては、別途取り扱い説明書をご参照ください。接続後、Finaleを起動して〔MIDI〕メニューの〔MIDIセットアップ〕ダイアログボックスで、適切なMIDI入力ドライバを選択してください。

実際にギターで入力する際には、ピックで弦を弾いた瞬間から少し遅れてMIDI信号がFinaleに届きます。これを補正するには、MIDIレイテンシーの設定を調整する必要があります。

  1. 〔MIDI/Audio〕メニューの〔デバイスのセットアップ〕から〔MIDIセットアップ〕を選択します。
  2. 〔MIDI入力のレイテンシー〕のテキストボックスに「25」msと入力します。この値がいつも適切とは限りません。何度か試行錯誤しながら、適したレイテンシー値を求めてください。この補正値は150ms 程度まで増える場合もあります。最適なレイテンシー値は、ハードウェアの構成や環境などにより異なります。
  3. ギターのそれぞれの弦にMIDIチャンネルを設定します。〔MIDI/Audio〕メニューの〔デバイスのセットアップ〕から〔タブ譜のMIDIチャンネル設定〕を選択します。〔タブ譜のMIDIチャンネル設定〕ダイアログボックスが表示されます。MIDIギターのそれぞれの弦から発せられたMIDIデータは、Finale側でも同じチャンネルで受け取られます。この作業を正しくおこなうために、このダイアログボックスで、それぞれの弦に割り当てられているMIDIチャンネルをFinaleに伝える必要があります。ギターとMIDIインターフェースの間で設定している各弦のチャンネルを入力してください。MIDIギターで設定されている各弦のMIDIチャンネルを確認/変更する方法については、別途お使いのMIDIギターに付属する取り扱い説明書をご参照ください。詳しくは、タブ譜のMIDIチャンネル設定ダイアログボックスをご参照ください。

MIDIギターを接続し、レイテンシーとMIDIチャンネルの設定が完了したら、リアルタイム入力でのレコーディングの解説を参照して、通常の五線またはタブ譜パートに音符を入力してください。〔リアルタイム入力〕ツールを使用した音符の入力の基本的原理は、通常のMIDIキーボードを使用した場合と何ら変わりはありません。

 

 

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